秒読みに入ったiPhoneの値上げ
4月に入って値上がりしたiPhone
4月に入り、iPhoneXRやiPhone8の一括0円が、店頭か姿を消してきています。
そのほかの特典も減少しているので、実質的な値上がりです。
こうした中でなかなかiPhoneの購入意欲は高まらないとは思いますが、今後、iPhoneの価格が今より安くなることはなさそうです。
なぜならこれまで度々、言っているように携帯料金の分離プランが義務化されるからです。
厳しくなりそうな秋のiPhone新製品の販売
さて携帯料金の分離プラン義務化は、おそらく半年後あたりになるのではないでしょうか。
そうすると例年のiPhone新製品の発売時期に重なってきますが、この新製品については、分離プランでの契約になる可能性が高そうです。
当然、10万以上する端末ですから、2年割賦なら月々の支払いは機種代だけで4千円を超えてくることになります。
iPhone新製品の販売は厳しいものになりそうです。
今月にも発表されそうな新料金プラン
そして分離プランとなる新料金プランですが、どうやらドコモは今月、発表してきそうです。
過去からドコモは新料金プランを発表すると、あっさり旧料金プランの受付を終了してくることが多いので、来月にも現行の料金プランでの受付をやめる可能性があります。
au、ソフトバンクについては、それを受けて現行の料金プランから修正したプランをiPhone発売前ごろに導入するのではないかと思われます。
光回線の乗り換えは簡単に
当面、数年間はデメリットの方が大きく出そうな分離プランですが、一方でちょっとした朗報もあります。
それは光コラボの乗り換えが可能になることです。
ご存知ない方の方が多いと思いますが、これまでフレッツ光から転用したドコモ光やソフトバンク光から、ほかの事業者の光回線への乗り換えはできませんでした。
つまりドコモ光とドコモのスマートフォンを使っていて、ソフトバンクやauなどのスマートフォンに変えた場合、光回線については変更できず、月々のセット割引がなくなるということが生じていました。
(実際には固定電話の番号変更と工事代を払えばできはしますが、デメリットの方が大きかったのです。)
それが今年の夏から、光コラボ間の事業者変更が可能になります。
つまりスマートフォンのキャリアを変えると同時に光回線も変更してセット割引を維持できるようになるということです。
ただしauひかりについてはフレッツ光ではないため、どうなるかが不明ですが、現在はauスマートバリューにSo-netやBIGLOBEなど大手プロバイダの光コラボが対応しているため、そうした回線に乗り換えることができるようになります。
iPhoneの買い替えは今のうちに
情報からするとiPhoneの値段が近いうちに実質値上がりするのは間違いなさそうな状況です。
分離プラン対応の料金プランが確定していないので、断言はできませんが、iPhoneのような高額端末購入の場合は、分離プランで月々の支払い額は上がりそうです。
3月より値上がりしているとは言え、iPhoneを使い続けるのであれば、分離プラン導入前に買い替えておいた方がよさそうです。