工事のいらないネット回線が人気
家電量販店は営業中
コロナウイルスの影響で、緊急事態宣言が発令されて以降、世間では多くの店舗が休業しています。
家電量販店は、宣言当初、休業要請対象にあたるのかどうか、自分たちでも分からなかった状況でしたが、各都道府県から公式に要請対象外と発表されています。
そのため、大半の家電量販店は緊急事態宣言以降も影響を続けています。
一方でほとんどのショッピングモールが閉店しているため、モールのテナントになっている店舗や、インバウンドの依存度が高かった店舗などが閉店している状況です。
家電量販店の売上は減少
現在、家電業界の売上は、前年比で8割前後で推移していると思います。
都心に出る人が大きく減少しているため、駅前の量販店はかなり厳しい状況になっていますが、その分、郊外の量販店に客が流れ、郊外では、都心に比べると落ち込みは大きくありません。
コロナウイルスが落ち着くまではこの状況が継続するのだろうと思います。
需要が急増中のネット回線
さて郊外の家電量販店でも、通常の家電は売れていませんが、休校や休業、テレワークなどで、自宅でのネット回線需要が急増しており、そのためのパソコンやルーター、ネット回線契約が急増しています。
その中で現在、とくに人気になっているネット回線について 紹介します。
工事のいらないネット回線ソフトバンクAIR
そのネット回線とは、ソフトバンクのソフトバンクAIRという商品です。
家電量販店では、ほぼ全ての店舗で取り扱っていると思います。
(もちろんソフトバンクショップでも契約できます)
どんな商品なのか?
ソフトバンクAIRは、契約すれば、端末を持って帰って家のコンセントに差し込むだけという、本当にお手軽なネット回線になっています。
(電話回線に差し込む必要もありません)
実のところ、機械としてはバッテリーのついていない携帯です。
したがって本当の固定回線である光回線などに比べると速度は遅くなります。
ソフトバンクは昔、AXGPという現在普及しているLTEとは違う方式の携帯を展開しようとしていた時期がありました。
ただエリアが広がらず、少し住宅地から離れると全く繋がらなかったため、販売が伸びずに普及しませんでした。
そのままでは設備が無駄になるところを、誰が思いついたのか、固定ネット回線サービスに転換したのがこの商品の始まりです。
携帯としてはエリアが狭くても、住宅地はほぼカバーしていたので、固定回線としてなら充分にサービス提供できたのです。
メリットとデメリット
そんなソフトバンクAIRですが、契約する前に気をつけておきたいメリットとデメリットがあります。
メリット
デメリット
- 光回線に比べて遅い(最新端末は携帯4Gとほぼ同等)
- 通信速度が低下することがある(通信混雑時)
- あまりに大容量を使っていると速度制限をかけられる可能性がある
- 実質4年契約になる(端末が3年割賦、通信が2年契約のため)
なおネット上の口コミなどを掲載しているサイトがありますが、数年前の口コミなどは、現在とは通信方法が違うので全く参考になりません。
またWIMAXに劣るような記載をしているサイトもありますが、誤解を生じさせるような説明が多いので注意してください。
(実際の違いを知りたければ、家電量販店に行きましょう)
なお契約から8日以内であれば、ほぼ無条件に近く解約が可能ですので、契約して電波が弱いようであればすぐに契約した店に行けば対応してくれると思います。
現在、通常の家電については、あまり購入に適した状況ではないですが、ネット回線が必要になっている人は多いと思いますので、紹介しました。
少しでもこの情報が参考になるようなら幸いです。