テレビの選び方 その3
もうすぐ衛星放送を通した4k放送のBS4Kが始まりますが、4K対応テレビについて、これまでお客さんからよく言われたのが、4K放送は始まっていないからいらないということです。
これはかなりの誤解です。テレビ放送は2Kで流れていますが、ほとんどの4K対応テレビは、内蔵回路で4K画質に変換して映しています。
まだ個人的にはBS4Kの放送を見ていないので、憶測でしかありませんが、BS4K を4Kチューナーを通して見るのと、通常の地デジを4K対応テレビで見るのでは、画質の見分けはつかないのではないかと思います。
それともう一つ、2K(フルハイビジョン)のテレビの性能が良くないということをその2で書きましたが、メーカーも4K対応テレビについては、まともなスペックにしています。40インチ以上を買うなら4K対応テレビをおすすめします。
正直なところ、4K対応テレビによる画質の変換があれば、4K放送は必要ないのではないかと思ってもいます。ちなみにこの新たに始まるBS4Kの放送によって、左旋に対応したBSアンテナを設置している家やその近所で、電波障害が発生する可能性があるらしいです。障害対策の工事には補助金が出る場合があります。
12月以降、テレビの映りが悪くなったら、このBS4Kの放送のせいかもしれません。