これから7月までは様子見が賢明
まずまずのゴールデンウィーク商戦
ゴールデンウィーク10連休が終わりましたが、家電量販店にとっては、全体としては、まずまずの状況だったと思います。
前半は静かな立ち上がりでしたが、5月に入ってからは価格競争も激しくなりながら、売上が伸びた状況だと思います。とくに最後の3日間はそれなりの盛り上がりとなりました。
多くの商品でかなり買い得な状況となっていたと思います。
業界数値では、前半が前年比105%前後、後半が110%前後の状況でした。
通常は業界で前年比が2桁近く伸びることはあまりありません。(2桁というのは10%という意味です)
ただし、やや企業間で差がでており、ヤマダ電機、ケーズデンキは前年を割り込んだとの噂もあります。
この2社に関しては、例年とあまり変わらない広告宣伝だったことが影響したのでしょう。
閑散期に入る家電業界
さてゴールデンウィークが終わると、業界的には一気に閑散期に突入します。
6月下旬にボーナスが支給され始めるまでは、10月ごろと並んで、年間でも最もお客さんの少ない時期です。
お客さんの少ないこうした時期、もちろん店員は少しでも売上が欲しいことは間違いありません。
丁寧に説明してもらえますし、今の時期、どの商品も在庫は十分にあると思いますので、価格を気にしないのであれば満足できる買い物ができます。
ただしこれから7月のボーナス商戦までは、たとえ値引きが大きくても割高であることを覚悟しなければいけません。
急いでいなければ、しばらくは家電の購入は様子見が賢明です。
その後のスマートフォン
さてドコモが新料金プランを発表してから、スマートフォン市場は、すっかり静まりかえっています。
ゴールデンウィークに若干盛り返しましたが、市場は現在、前年比大幅減という状況です。
ドコモの端末購入プランの発表を待っているという面が大きいのだと思いますが、どうやら来週半ばごろに発表されそうです。
内容は全く伝わってきていないので情報がありませんが、注意してみておきたいと思います。